そうだ、山へ行こう。

あ、俺いま死んでるな

死んでいたのと変わらないな

なにをするわけでもなく

なにがしたいわけでもなく

何かしたいのだろうが言語化できるわけもなく

言語化ができたとしても

実行するエネルギーが湧かず

そうやってなにもしないまま一日を過ごし

なにもしないことを自分のせいにしたことはなく

エネルギーがないと言い訳をし

勝手に無駄な感じることなく時間を経過させてくれる動画にそこだけは走り

そうやって生きていたことも肯定できないような生き方をし

いつか自分は大物になるんだと心には決めているものの

なにも行動すら起こせないしぶんに対し

コロナの外出自粛のせいだと言い聞かせる

就活はインターンシップにただエントリーし抽選を待つことしかせず

しかし別に入りたい企業など明確なはずがなく

ずっと家にいたら頭がおかしくなった

これもコロナのせいか、自分のせいだ

わかってる、わかってるんだ

このままじゃいけないって

でも何をすればいいんだ

だれもなにもこんな時はこうしろって言ってないじゃないか

誰が言うかそんなこと

そこからもうスタートは出遅れているんだ

そのことにも気づかずただのうのうと過ごしていた日々を呪え

呪い疲れたら気づくだろう

いかに自分が無駄な時間を過ごしていたのか

それに気付けただけ成長だ

いや、まだ種をまいただけか

成長にステップアップはない

どうやったら高い山を登ることができるのか

一歩一歩進むだけだ

それ以外に方法はない

テクニックなど使っても滑るだけだ

一歩一歩踏みしめた経験があるからこそ

テクニックが身についているのだ

世の中甘くないから金持ちが目立ち

節約術が度々世間を賑わす

賑わしているのは金持ちなのに

賑わされているのは日本の、世界のマジョリティだって現実を見ろ

自分はなにも特別ではない

特別になるとは相対評価だ

主観の絶対評価ではない

だから自分をいままで特別だと思っていた人は

社会の相対評価で挫折する

特別になるには

自分の信じた道を一歩一歩踏みしめて

その道の専門家になったとき

初めて人から言われるものだ

特別になりに行こう